静動

11月22日、東北大学大学院より中山耕輔助教をお招きして、「青雲の志講演会」を実施しました。本校理数科OB(97期生)である中山先生は、高校時代に理科の楽しさを知り、進学先の東北大学理学部で超伝導の研究と出会われました。
超伝導は、今後開発が進めば環境・エネルギー問題や医療・情報技術など幅広い分野で役立つ研究なのだそうです。中山先生は超伝導の原理を解明し、そこから新しい物質・高温超伝導体の開発を目指しているとご自分の研究内容を紹介してくださり、あわせて現在勤務されている東北大学について、キャンパスの映像を交えながら「すぐれた研究機関」として紹介くださいました。
講演の終わりには、「今が大切」(東北大学金属材料研究所初代所長・本多光太郎氏の言葉)とともに、理系・文系を問わず高校でいま幅広く体系的に学んでいることが、将来研究者として必ず役に立つというメッセージを、後輩である生徒の皆さんへ送ってくださいました。

 
 

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