1年生は9月2日と3日の2日間、SSHに関する学校設定科目「MDS基礎」の特別授業を、2つのグループに分かれてそれぞれ秋田県立大学本荘キャンパスに訪問して実施してきました。
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これまで「MDS基礎」で半年間学習してきたコンピューターの活用能力、数学的な統計学の基礎、Pythonを用いたプログラム演習をさらに延長させて、後半に控えているアンケート調査を題材とした実践的な演習に向けて科学的な判断力の根拠となる「統計的仮説検定」という考え方と、Pythonの更なる活用方法を秋田県立大学の先生方に直接講義をしていただきました。
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ほとんどの生徒が初めて訪問した秋田県立大学の立派な設備に感心し、一部大学レベルの内容を含む講義に戸惑いながらも、新しいことを学ぼうと貪欲に学習に取り組みました。
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今回学習した内容に加え、9月の26日と30日にも再び秋田県立大学を訪問し、今後取り組んでいくアンケート調査についての講義を受講します。
その後はいよいよ、今まで学習してきたことを実際に身の回りの問題点の解決に応用するアンケート調査「FTDC(Field Trip for Data Collection)」が本格的に稼働しはじめます。