9月24日(木)・25日(金)は、秋田県立大学へ二度目の訪問日でした。大学の雰囲気に触れながら、前回の講義を思い出している生徒たち。心なしか前回よりも能動的な姿勢のように見えます。
アンケート調査の作り方の講義では、「企画」ということを強く意識した内容が展開されました。データを管理し、調査をすることはそもそも何のために行うのか。メタ的な思考をすることが求められます。方法と目的を混同しないことがとても大切です。そして正確性。データを正しい方法で処理しないことには意味のあるものを作ることができません。難しさは感じながらも、高度な物事の基礎を学んでいることを実感していました。
数理統計学の講義では、カイ2乗検定と呼ばれる適合度検定と独立性の検定、この二つの手法について学びました。数字・数字・数字、数字との格闘。そこからどのようにして意味を理論を導き出していくのか。こちらの講義でも生徒たちは高度なものに触れ、刺激を受け、また一つ確実に成長しました。
コロナ禍の中で、様々な御配慮のもとに実施していただいた秋田県立大学での講義は、生徒たちにとって未来への憧れを見つける大きなきっかけとなりました。