静動

令和4年3月3日、本校118期の卒業証書授与式が挙行されました。

本校では例年3月1日に行われている卒業式ですが、今年は感染症禍の関係で期日を遅らせて実施いたしました。

卒業式に先立ちまして授賞式と同窓会入会式が行われました。

授賞式では、皆勤賞43名、栄光賞運動部関係45名、同文化部関係45名、県応援連盟賞2名(いずれも延べ数)の生徒が呼名され、各代表生徒に表彰状が伝達されました。また、記念品の贈呈が行われました。

同窓会入会式では美入野会会長様よりご挨拶を賜り、記念品を贈呈いただきました。

卒業証書授与式では、普通科200名、理数科30名の計230名の卒業生が氏名点呼を受けて起立し、その晴れ姿を保護者の皆様や職員に見せてくれました。

校長からは人生を生きる中で誠実であることの大切さについて、また「しなやか」という言葉を人生の中で時折思い起こしてほしい、本来の形をとどめながらも柔軟であってほしいというメッセージが贈られました。

PTA会長様からは、自らを支えてくれた全てのことに対する「感謝」、多様な価値観の社会においての「謙虚」、高校生活がスタートした時に感じた「チャレンジ」の精神という三つの言葉を餞として賜りました。

送辞では、在校生を代表して唯一出席した生徒会長より、卒業生への感謝の気持ちの詰まった言葉が贈られました。

これを受けて、前生徒会長による答辞では、これまでの高校生活を振り返り、感染症禍によって、より日常への感謝を強くしたことや、社会に寄与するために学ぶ上で、高校生活における経験を胸に歩み続けたいという誓いが述べられました。

マスク着用、会話を控える、校歌は心の中で歌唱する等、感染症対策の徹底のため、制限の多い中ではありましたが、朝からしんしんと降り続いていた雪も止み、体育館に日が差し込む場面もありました。卒業生のこれからの道のりに幸多きことを示しているものであると思われます。

たくさんの方々からのお祝いを胸に、人生を歩み続けていただければと思います。

118期卒業生の今後の活躍をお祈りしております。ご卒業おめでとうございます。

技師さんが、卒業を祝して学校の雪壁を利用して作ってくださいました。

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