令和4年度卒業式が挙行されました。
今回「ヤマダフーズ」会長 山田清繁 様より寄贈いただきました演台を、初めて使用させていただきました。
卒業式に先立って授賞式が行われ、皆勤賞38名、栄光賞102名、応援連盟賞2名の受賞生徒の名前が読み上げられました。
校長先生からは、数学者の藤原正彦さんの言葉「人生は自信と楽観が一番大切です」を引用して、次の一歩を踏み出す勇気を持ち続けてほしいというお話がありました。
続く卒業式では、普通科193名、理数科37名の卒業生が担任から呼名を受けました。今年度も、在校生は代表生徒のみの出席、保護者は1名のみと人数を制限しての開催となりました。
校長先生の式辞では、今後の活躍への期待や、旧校舎と新校舎両方で学んだ最初の卒業生であることが述べられるとともに、宮沢賢治の詩「生徒諸君に寄せる」から言葉を引用しながら、心豊かに、また「しなやか」に生きるためのメッセージが語られました。
来賓祝辞では、同窓会長の佐藤良吉様より、同窓会には全国各地に1万8000人の会員がいることや、本校に縁のある著名人について触れながら、新たな門出へのエールの言葉をいただきました。
在校生送辞では、代表生徒の現生徒会長・田口和沙さんより、先輩に向けてのエールが送られました。
また卒業生答辞では、代表の前生徒会長佐々木悠希さんより、感謝の言葉やこれからの決意、在校生への頼もしさなどの思いが語られました。
校歌斉唱は心の中で歌う形で行われました。
式典終了後、そのまま体育館で全クラス合同のホームルームが行われました。
朝は小雨がちらつく空模様でしたが、校歌の前奏が流れた時に体育館の窓から陽が差し込んできたのが印象的でした。これから卒業生の歩いていく道にも、温かな日が差していることを祈念しております。