2月24日、大阪芸術大学アートサイエンス学科 学科長・教授の萩田紀博先生による青雲の志講演会Plusが実施されました。
今回の講演は、先生の研究室と各教室をzoomで繋ぐリモートの形で実施致しました。
演題は「ムーンショット目標1が目指すアバターとロボットによる未来社会とは?」でした。
「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」を標榜しているムーンショット目標1について、第一部ではムーアの法則やシンギュラリティ等、技術革新に関する話題や、「人間」の概念などについて、様々な資料映像を提示しながら、科学技術の時事的テーマの概況をお話しいただきました。
第二部では、ムーンショット目標と「幸福」との関連について、何をもって幸福とするか、考慮しておくべき点はどのような点か、具体的に技術はどのように関わっていくのか、などというテーマについてお話をいただきました。
サイバネスティックアバターが遠く離れた地でも行動できるような社会が実現されると、さまざまなリスクを回避しながら多くのリワードを受け取ることができるようになるという、さながらサイエンスフィクションの世界のようにも感じられる話が、科学技術の進歩と研究されている方の努力により実現に向かっていることを感じました。
目前に迫るSociety 5.0に向けて、未来社会を創る人材としての自覚を持ち行動していきたいと思います。
萩田先生どうもありがとうございました。