理数科2年生が取り組んできた課題研究は、例年より日程を早めた5月6日にテーマ発表会、9月1日に中間発表会、10月27日には課題研究発表会の3回の校内発表会を経て、研究を見直し、創意工夫を凝らして実験を積み重ねてきました。
校外発表については、今年度はコロナ禍のため発表会が縮小・中止になったものもありましたが、感染症予防を徹底して会場に赴いての口頭発表、スライドを用いたオンライン発表(口頭発表、ポスター発表)を行いました。校外で発表するにあたっては、追加実験を行ったり、データの精選を行ったりと研究をさらに深め、スライドや説明のしかたを改善して説得力のあるプレゼンになるように努めました。また、各発表会では、他校の研究から刺激を受け、質疑応答を通して自分たちの研究について見直す機会を得ることができました。こうした活動を通して、生徒たちは熱意を持って研究テーマの面白さを伝え、自分たちが取り組んだ研究内容を多くの方々に知ってもらうことができました。
これまでも研究内容についてはお知らせしてきましたが、集大成として「研究レポート」を作成しましたので、下方より是非ご覧ください。
=校外発表報告=
○第34回秋田県理数科合同研修会
(11月15日 秋田県総合教育センター、16日各校からオンライン)
代表発表(オンライン):物理1班「蜃気楼を操ろう~下位蜃気楼・側方蜃気楼への挑戦~」
分科会口頭発表:物理2班、化学1班、化学2班、生物班、数学1班、数学2班
○令和3年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(1月22日 オンライン開催)
代表発表:物理2班「マイクロプラスチックの淡水中でのバイオ汚染」
○サイエンス・リサーチ・カンファレンス2022(2月27日 オンライン開催)
発表:生物班「冬虫夏草における人工培養法の確立」(優秀賞)
化学1班「秋田県の廃棄物を用いた独自の融雪剤を作る」(優秀賞)
○秋田県SSH指定校合同発表会(3月 オンラインによる交流)
=研究テーマと研究レポート=
物理1班 「蜃気楼を操ろう~下位蜃気楼・側方蜃気楼への挑戦~」
物理2班 「マイクロプラスチックの淡水中でのバイオ汚染」
化学1班 「セメントと塩の関係」
化学2班 「秋田県の廃棄物を用いた独自の融雪剤を作る」
生物班 「冬虫夏草における人工培養法の確立~宿主を用いない培養を目指して~」
数学1班 「Pocket cubeについて」
数学2班 「惜しいフェルマーの最終定理」